資料解説
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戦後50年記念に1フィート映像の総集編として製作された。アメリカ側の撮った映像をもとに、映像の「意図」を読み解き、より客観的なコメントをぶつけることで、沖縄戦の実相に迫ろうとしたドキュメント。会が12年間かけて集めた7万6千フィート、35時間から抜き出して構成している。10・10空襲、慶良間、読谷上陸に始まり、展開図を示しながら、各地の戦闘を映像でつづる。伊江島、アーニーパイルの戦死、バクナーの戦死。収容所生活、泥沼の南部戦線、伊平屋、粟国の珍しい映像もある。8・15に日本軍から「解放」され万歳を唱えさせられた「ヤラセ」の映像も。
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