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写真解説: |
≪月上陸 - アポロ11号飛行 米航空宇宙局は、1969年7月16日、アポロ11号を打上げるが、月着陸予定は7月20日である。これによって、人間による初の月着陸が行われることになる。ミツチェル・コリンズが操縦する司令船体が月軌道を飛行する間、アポロ11号船長ニール・アームストロングと月上陸船体パイロット、エドウィン・アルドリンJrの二人は月上陸船体で上陸、2時間半にわたり岩および土壌65ポンドを収集し、また、太陽風を測定するための器材、月面上の地震計、地球から月までの距離を測定するのに役立つ光学反射装置等が設置される。滞在が終わった後、宇宙飛行士は月上陸船を二分し、下降部分を月に残す。上昇部分で司令船体にもどり、上昇部分をすて、地球へ向う。月への人間の上陸それ自体が、科学的な壮挙であり、その調査および研究が世界中の科学者の関心をそそつている。米航空宇宙局は、テキサス州ヒューストン在の有人宇宙船センターに、研究を行うため月研究所を設置した。月での接触から生ずるであろう汚染が広がることをさけるため、三人の宇宙飛行士は、約3週間、隔離される。ここでまた、技術者および科学者は、宇宙飛行士たちが月から持って来たサンプルを調べ、地球上の生物におよぼす影響を研究する。最終的には、世界中の科学者による、更に一層くわしい実験、調査のために、月から持って来たサンプルを準備、加工した後、配布を行う。≫【和訳】
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